WENさんのblog

Twitterでは伝えきれないことを書きます。閲覧は自己責任でお願いします。

夢の話

最近、一人の男の夢を見る 罪を背負い、夢を追い、その果てに総てを知った男の話 何日もその道を見せられ、それが何なのかを知ったある日、その男と夢で対面した 血のシミが着いたシャツ それは返り血のようで、服の内側から着いたシミのようにも見えた 黒い…

とりあえず思ったことを綴る

辛いことだから、やめていいんじゃないか と、何度も繰り返し言われたことがある 辛く、苦しく、難しく、悲しい そんな生き方をしている 生き方に殺されそうな時もあった 泣いた夜は数知れない だからこそ立ち止まる 楽になれるなら、と でも考える だれもが…

真ん中にある想い

何の為に生きるのか 誰しも考えたことはあるだろう 約束された未来を投げ捨て 自らが望む道を歩きだし 大切な人を亡くし 掴むはずだった手を見失い 大学は中退 堅苦しい背広に腕を通し まだ眠りの中にある街を見て思う 決して望んだ未来ではない 思い通りに…

10年目

リンが亡くなって10年になった 10年経ってもリンのことを忘れたことは無かった 話したいこと、いっぱいある でも、それはまだ先の話 君に会う時は 君の夢を叶えた時 まだ先に行ける まだ先がある もっと向こうへ 君も笑顔にしたいから

名前のない物語

寒さに目を覚ます ぼーっとする頭を無理やり起こしながら、カーテンを開ける そこは一面銀世界 とても綺麗だったのを覚えている それが、俺にある最初の記憶 あれは4歳の頃だっただろう あの頃は、目に見えるものすべてが輝いて見えた 体が弱かった俺にとっ…

現実と虚構

現実はとても生きにくい ルールやマナー、どうでもいい価値観を勝手に押し付けられる 特別な才能や技術なんて持って生まれてこなかった 社会不適合者と呼ばれ これまで生きた道すら否定される こんな現実は本当に楽しいのか? 生きたいって思えるのか? 俺は…

帰りたい場所

俺にも帰りたい場所がある どうやったって帰れないし、手を伸ばしたって届かない あの頃は、何も考えずに生きていられて ただただ楽しかった 今は、楽しいことが少ない 背負うものが多い あいつらは何してるだろうな あの頃に帰りたいな

気持ち

いつだか君は俺を好きだという相談を誰かにしたね 俺は、その気持ちに気付かぬ振りをした そして君も、その気持ちを伝えることは無かった 好きだと言われたら、断れなかったかもしれない 少なからず、俺にも好意はあったから でも、答えられなかったかもしれ…

歌が教えてくれること

歌から学ぶこと、教えられること、意外に多いと思う 毎日が誰かの命日で、誕生日であること 生きてれば、とりあえずは何とかなること 不幸とは幸せだと気付けないこと いつだって味方はいること 生きていることを実感したいなら、胸に手を押し当てればいいこ…

嫌い

自由や平等と言う奴らが嫌い それがないこの世の中で それを必要としている人々を嘲笑い、ちらつかせ、陥れる奴らが嫌いだ 自己犠牲が嫌い お前自身を犠牲に仮に誰かが幸せになったとして、その人がそれを知ってさらに苦しむだけ 自分すら助けられないやつに…

よく見る夢

これは、よく見る不思議で怖い夢 気付くと、黒い小部屋の中にいる 壁、床、一面真っ黒 目の前には、ドアノブのない扉がある 壁にはナイフ、短剣、刀がかかっている そのどれかを手に取ると、勝手に扉が開く 向こう側は、白い大部屋 真っ白な部屋に、一人の男…

失っていなかったら

あの日、君を失ってなかったら、一体どんな人生を歩んだだろうか 君のいる世界 それは、俺にとってどう見えていただろうか 幸せにできたかな 幸せになれたかな そんなことばかりを考えた リンが居て 君の夢を支えられたら でも、それじゃ、みんなとは出会え…

子供の頃から、身近だった歌や音楽 今は趣味で続けているけど 『いつまでやるの?』 と言われたことがある 確かに、プロならある程度大きな目標を立てて、そこに向けて打ち込む でも、俺は? アマチュアにもなれず ただの趣味 言うほど上手くもない こんな程…

愛しているから

あるボーカルも歌っていたが 「愛しているからといって、何も言わなくても伝わるというのは嘘だ」 愛しているから特別な言葉はいらない 気持ちは言葉にしなくても伝わる 心は相手が理解するもの それらは全くと言っていいほど嘘だ 愛しているからこそわから…

かぞく

血の繋がりだけが家族じゃない そう思い出し始めたのは、高校1年の終わりくらいから あの、3.11のときだった 停電して、街から灯りが消えたあの日の夜 空を見た 初めて見た、満天の星空 意外にも星座が大きく感じた ある日リンが見せてくれた天体図と同じ配…

歌詞のようなものをひたすら書く⑴

君の声が聴きたくて 君の気持ち知りたくて 君の鼓動を感じたくて 君の胸に耳を押し当てる この暖かさ この音とか 息遣いすら 記憶に刻み込む 君の姿が見たかった 君の顔が見たかった 君の笑った顔が見たくて いつもの公園を目指す 太陽みたいで 眩しくて 温…

無題

俺は何度か願ったことがある どうしようもないクズになりたかった 人の死に、何も感じないようなクズだったなら 寝る度に、目が覚めなければいいのにと思うことも 深い夜の闇に溶け込んで 飲まれて 消えたいと どうせなら、何も気づかずに、途中で人生を諦め…

君が好きだといった歌

リン、君が好きだった歌を最近よく聞くんだ 『君と僕の出会いは奇跡だった』とみんなが歌う 奇跡、だなんて、そんな不確実な出会いじゃなかった 必然だった 必要なことだった なきゃいけなかったよ 奇跡だなんてそんな曖昧な言葉では表現出来やしない

昨日の話

11月23日 勤労感謝の日 別に何がある訳でもない 祝日、というだけのこの日 朝の6時、あくび混じりに家を出る 街はまだ眠っている 仙台の街は8時くらいにならないと起きない 気温は4度、もはや冬 こんな時間にこんな場所を歩く理由 寒さに耐えながら、向かう…

死んだ祖父(長文注意)

大学である日、俺は全てを諦めかけたことがある 夢も、笑うのも、生きることでさえ その日の夜、眠れなくて何気なく空を見た そういえば、リンは星が好きだったな、なんて思いながら この日の終わり、深夜0時を回ったらこの人生を終わらせるつもりでいた だ…

ある日見た夢(長文注意)

大学受験を控えた時期に、変な夢を見た 見知らぬドアの前に立っていた マンションにあるような、金属製のドア 無意識のうちにドアノブを捻り、ドアを開けた 知らない場所なのに、何故か懐かしくて 俺は「ただいま」と言った 「おかえり」 知ってる声が聞こえ…

下手でも歌う理由

バンドボーカル経験者とはいえ、歌が下手なのは知っている 他人に聞かせるのも失礼なくらい下手なのは知っている それでも歌い続ける理由 リンが好きだったから、というのもある でも根っこはそこじゃなくて 単純に歌いたいから これはたぶん、血筋 母が合唱…

初恋の人(かなり長文です)

小学から中学までの間、俺は笑わない人だった まったく笑わなかった訳では無いのだが、今よりかなり少なかったと思う そんな俺の基盤、今の俺を作った人、笑顔の大切さを教えてくれて、夢を叶えることなく去った、愛すべき馬鹿の話をしよう 小学6年生の後半…

過去の自分の「好き」

過去の自分は、とても酷いやつだ。 人の好意を断れないやつだった。 好きと言われれば、答えてしまう、二股三股なんて当たり前みたいな、そんなクソみたいな人間だった。 誰かに嫌われるのが嫌だった。 きっと誰でもよかったんだと思う。 また今度書くと思う…

構成要素

6割がゲームで、1割が有名人が残した格言で、1割歌、残りが映画とかアニメとかで出来ている。 格言、と言うと、なんのこっちゃ?となるが、有名なとこで言うと、キング牧師の「私には夢がある」みたいなものだと思ってくれればいい。 さて、そんな構成要素の…

初投稿

ブログ、というものはあまり使ったことがないから、Twitterの延長線上になるかもしれないが、ここはTwitterでは語りきれないことを書いていこうと思う。 内容が重くなったり、過激な発言もあると思うが、その辺は自己責任でどうにかして欲しい。 基本的に不…