よく見る夢
これは、よく見る不思議で怖い夢
気付くと、黒い小部屋の中にいる
壁、床、一面真っ黒
目の前には、ドアノブのない扉がある
壁にはナイフ、短剣、刀がかかっている
そのどれかを手に取ると、勝手に扉が開く
向こう側は、白い大部屋
真っ白な部屋に、一人の男が立っている
自分だ
同じ武器、同じ服装
まるで鏡があるかのように
そこに立っている
しかし、何も言わない
話しかけても、答えてくれず
ただ武器を構えるだけ
ただ殺し合うだけ
しかし、勝っても負けても結果は同じなのだ
相手は消えているのだ
元々そこには何もいなかったかのように
そして、俺が負けた時に刺された部分・俺が勝った時に刺したはずの部分に、自分で武器を突き刺しているのだ
まるで自殺するかのように
そこで毎回目を覚ます
この夢を見始めたのは高校2年生になってから
今では、ただの夢と思えるようになったが、当時はやけにリアルなその夢が怖くて、寝れなかった
なんでこんな夢を見るのか
今でもわからないままだ